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健美操とは

現代人が、健美操の字のごとく「健やかに美しく自分自身を操る」ことができるようになる為につくられた日本健美操協会が独自に開発した健康体操です。
 
健美操は、
「調息」「調身」「調心」3つの調和を目的として作られた体操です。
 
「調」という字は、ととのえるという意味です。
 
「調息」(ちょうそく)とは、息(呼吸)を調えること。
「調身」(ちょうしん)とは、内臓、骨格筋の身体を調えていくこと。
「調心」(ちょうしん)とは、心(精神)を調え、安定させること。
 
以上の3つが調和した時に、心身の機能が調えられ活発に促進していきます。
健美操は、これらを調和させた自然治癒力を活性、増進させる体操です。
 
 

健美操の骨組み

運動生理学・解剖学・東洋医学・姿勢保健均整学・操体法・呼吸法・有酸素運動などの理論が組み入れられている体操です。
 
体操の種類は、「調息」「調身」「調心」3つの調和をはかるために、
 
「静態」という呼吸法を中心とした息を安定し、心身を緩和するための運動法。
「動態」という個々の症状に応じた健康な身体作りをする運動法。
「結合態」という神経と筋群の緊張と緩和を反復運動により各部位の柔軟性を保ち、引き締める運動法と筋群をほぐすという運動法があります。

これらの3つの運動方法によって心身の3調和をしています。

健美操の利点と特徴

健美操の利点と特徴

1.健美操は「調息」「調身」「調心」の3つを基本としている

健美操は「息・身・心」の調和を大切に、全てが調和するように健美操の運動が構成されてつくられています。

特に「調息」は、多種の呼吸法で心身を調整していきます。

 

 

2.東洋医学・西洋医学(現代医学)・伝承医学の合体で成立している健美操

健美操の基礎となる運動理論は中国から発信された「東洋医学」と科学物理学から研究された「西洋医学(現代医学)」と日本の伝承医学の優れた理論を取り入れた世界初の人の機能面を向上させ心身に優しい運動理論です。

 

 

3.有効的な「呼吸法」で、全身の細胞を生き生きとさせる

健美操は、どの運動種目にも呼吸法を取り入れています。丁寧に1つ1つの動きに合わせて呼吸の取り組み方を導いています。

効果を促進するため、たくさんの呼吸法を活用しています。

人の1番の食は「酸素」です。人の身体は酸素を多く必要としています。

酸素を送り込み、気血を流し、臓腑の働きが良好になります。

鼻から吸い、口から吐きだしていく方法をとっています。

心(精神)を落ち着かせる呼吸法、全身へ気血を流す呼吸法、新陳代謝を促進する呼吸法、血圧を下げ、脈を安定させる呼吸法、筋群を強化する呼吸法、姿勢を促す呼吸法、内臓の筋肉(平滑筋)を強化する呼吸法、神経系を緩和し、更に活動的にするための呼吸法などが健美操にあります。

 

 

4.身体の骨格に対する負担を最小限に抑えた安全な運動方法であり、最大に可動域を促進する

健美操は、姿勢保健均整学、操体法などの理論を取り入れ、人間の本来備わっている骨格のメカニズムを崩さないように運動が組まれています。

重心移動、重心安定をさせる方法を用いて、身体の軸(中心、core)を正しく捉えて重視し、身体の骨格に無理な負担や負荷を加えることを抑えて運動するので、非常に安全性の高い運動です。足は親指(第1趾) 手は小指に意識を置いて動作をすることを基本として動きます。

身体の伸張力や可動域が広がります。姿勢が調い、美しい体型づくりが出来ます。

重心移動の動作は、身体の持つ可動域を引き上げ、体型を美しく調えて行きます。

 

 

5.ツボ・経絡を刺激し、神経系統のメカニズムの代謝を促進する

東洋医学の中には、気(エネルギー)の流れを大切にし、ツボ・経絡と言われる人間の神経系が走っている部分や通路のようなものがあります。
健美操は、それらを調整することで心身を活性化するという動作が多く含まれています。
脳の働きも促進していきます。

 

 

6.健美操は、身体部位を組成別に区分して、人が動かすことが出来る関節の運動の動作が全てが含まれて構成されている体操です。

人は、各関節、部位が46種類の動作が出来ます。
健美操の運動の中にそれらの方向に動かす動作が取り入れられています。
よって、自然に全関節を動かしされ、身体が楽になります。

 

 

7.加齢と共に1番低下する機能は、平衡力です。平衡力を促進する平衡運動が入っています

加齢現象と共に、身体機能で1番低下する機能面は、男女共に「平衡力」です。

健美操のプログラムには、平衡力を強化する種目が豊富です。

脚力の筋持久力も強化していくことをしています。
又、協応性、筋持久力を促進する動作が多々、入っています。

 

 

8.意識を強く持って(集中させて)実施するので、効果を得るのが早い

手の指先、足のつま先になどへの意識を集中させ、意識して動かすことが多く、末端の神経まで動かしていきますので、この指導も脳のトレーニングの効用が促進、身体の中身から変化していきます。

 

 

9.健美操は、個々の症状、体調、目的に合わせる運動種目が豊富

健美操は一般的に多い症状や季節ごとに見受けられる症状、実施する目的や目標、個々の体力度、姿勢の形成、環境に応じて健美操の運動処方で指導することができます。

健美操は、実施する方々の目的に早く近づけるように沢山の運動種目があります。